次世代フォーマット
WebP・AVIF——次世代画像フォーマットはどのくらい普及しているか
次世代フォーマットの積極導入はまだ19サイト(7%)
WebPやAVIFといった次世代フォーマットへの移行は、画像の最適化やユーザー体験の向上において最も効果的な施策のひとつです。しかし、調査対象の284サイトのうち、次世代フォーマットを積極的に導入しているのはわずか19サイト(7%)にとどまっています。半数以上のサイトは次世代フォーマットをほぼ未使用の状態にあり、まだまだ改善の余地が残されています。
次世代画像フォーマットとは
WebP と AVIF は、従来の JPEG・PNG・GIF に代わる次世代の画像フォーマットです。いずれも主要ブラウザでの対応率が 95% 以上 に達しており、実用段階にあります。同等の画質を維持しながら、従来フォーマットに比べて大幅にファイルサイズを削減できる点が最大の特長です。
- WebP — Google が開発。JPEG 比で 25〜35% 程度、PNG 比で最大 80% 以上の軽量化が可能
- AVIF — AV1 動画コーデック由来のフォーマット。WebP よりさらに高い圧縮効率を実現
次世代フォーマットの採用は、ページ表示速度の改善・通信コストの削減・ユーザー体験の向上に直結する、もっとも効果的な画像最適化施策のひとつです。
次世代フォーマット採用率と区分について
本調査では、各サイトのページに含まれる画像のうち、SVG を除いた全画像(JPEG + PNG + GIF + WebP + AVIF)に占める次世代フォーマット(WebP + AVIF)の割合を 次世代フォーマット採用率 として算出しています。
算出した採用率に基づき、各サイトの次世代フォーマットへの対応状況を以下の3段階に区分しています。
| 区分 | 採用率 | 説明 |
|---|---|---|
| ほぼ未使用 | 25% 未満 | 次世代フォーマットがほとんど導入されていない状態 |
| 一部導入 | 25〜75% | 次世代フォーマットの導入が部分的に進んでいる段階 |
| 移行済み | 75% 以上 | 画像の大半が次世代フォーマットで配信されている状態 |
次世代フォーマット採用率 Top 30
次世代画像フォーマット(WebP・AVIF)の採用率が高い上位30サイトです。
採用率の分布
全284サイトの次世代フォーマット採用率を10%刻みで集計した分布です。
大半のサイトではまだ次世代フォーマットの採用が進んでいません。 採用率 0〜10% の範囲が全体の約半数近くを占めており、ほとんどのサイトで次世代フォーマットへの移行がほとんど行われていないことが分かります。
カテゴリ別の普及率
カテゴリごとに、ほぼ未使用・一部導入・移行済みの割合を示しています。
家具・インテリア、スポーツ・アウトドアのカテゴリでは次世代フォーマットの普及がやや進んでいる様子が見られます。
さらに詳しく
- 次世代フォーマットは従来のJPEG・PNGに比べてどれだけ効率的か → フォーマット別の画像配信効率
- 次世代フォーマットを採用しているサイトほど配信効率が高いのか → 画像配信効率との相関性
- 売上規模と次世代フォーマットの導入に関係はあるか → EC売上との相関性
- カテゴリごとにサイトの採用状況の違いを見たい → 左メニューからカテゴリを選択してください
全サイトのサマリー
調査対象の全284サイトを次世代フォーマット採用率順に並べた一覧です。見出しをクリックするとソートできます。