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次世代フォーマット利用率

CDNの種類によって次世代フォーマット(WebP・AVIF)の配信状況に違いはあるか

CDNサービスの中には、オリジンサーバーの画像を自動的にWebPやAVIFに変換して配信する画像最適化機能を備えているものがあります。こうした機能を利用すれば、サイト側で画像を変換・差し替える作業なしに、次世代フォーマットでの配信を実現できます。

画像最適化機能を持つ主要CDN

  • Cloudflare — Polish(ロスレス/ロッシー圧縮)やImage Resizingを提供。WebP/AVIFへの自動変換に対応
  • Fastly — Fastly Image Optimizer(IO)を提供。リアルタイムの画像変換・最適化が可能
  • Akamai — Image & Video Managerを提供。自動フォーマット変換・品質最適化に対応

一方、CloudFront(Amazon)やGoogle Cloud CDNについては、CDN単体での標準的な画像最適化機能は提供されていません。これらのCDNを利用しているサイトで次世代フォーマットが配信されている場合は、オリジンサーバー側で独自に変換処理を実装しているケースです。

もちろん、Cloudflare・Fastly・Akamaiを利用しているサイトでも、CDNの画像最適化機能を使わず独自に次世代フォーマットの配信を行っているケースもあります。そのため、以下のデータはCDNの画像最適化機能の利用率そのものではなく、あくまで各CDNを利用しているサイトにおける次世代フォーマットの配信状況を示しています。

CDN別 次世代フォーマット利用率

Cloudflare と Fastly を利用しているサイトでは、次世代フォーマットの利用率が非常に高くなっています。 これらのCDNは自動画像最適化機能を備えており、多くのサイトがその機能を活用していることがうかがえます。 一方、Akamai も Image & Video Manager を提供していますが、次世代フォーマットの利用率は35%程度にとどまっており、Cloudflare や Fastly に比べると画像最適化機能の利用率は低い傾向が見られます。

CDN別 次世代フォーマット採用状況

各CDNを利用しているサイトのうち、次世代フォーマット比率が50%を超えるサイトとそうでないサイトの割合を示しています。

導入サイト数としては CloudFront が最も多く、次いで Cloudflare となっています。 ただし CloudFront は CDN 単体での画像最適化機能を提供していないため、次世代フォーマットを配信しているサイトはオリジン側で独自に変換処理を行っているケースです。

CDN標準の画像最適化サービスとしてのシェアでは、CloudflareのPolishが最も高いと考えられます。 Cloudflareは導入サイト数が多く、Polish機能による自動WebP/AVIF変換が広く活用されているため、次世代フォーマットを実際に配信しているサイトの絶対数では最も多くなっています。 次いでFastlyのImage Optimizerが高いシェアを占めていると推測されます。 Fastlyは導入サイト数ではCloudflareやAkamaiを下回るものの、利用サイトにおける次世代フォーマット配信率が非常に高く、画像最適化機能の利用が浸透しています。 そのため、次世代フォーマットを50%以上配信しているサイトの絶対数でもAkamaiを上回っています。

CDN別サマリー

CDNサイト数次世代利用率(%)次世代>50%次世代≤50%次世代>50%比率
CloudFront9126207122%
Cloudflare5175.442982%
Akamai2234.981436%
Fastly176713476%
google-cloud-cdn324.91233%
Bunny CDN20020%